中でイク、イカせる。男と女のクリトリス解剖学

バラ

女性が中でイケるか否かは、女性にとってだけでなく、男性にとっても重要なSEXの関門。女性器の正しい構造の理解は必須です。今回は案外知られていないクリトリスの内部構造についてお話しします。

クリトリスは「点」じゃなく「面」

クリトリスというと、あの目のように見える小さな部分を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、近年の研究から、その組織は一般に考えられているよりも広範囲に広がっていることが明らかになりました。

一般的な理解としては、女性器の性感帯は、大・小陰唇(ラビア)/クリトリス/ポルチオ/Gスポットと、それぞれ独立して存在しているように考えられています。しかし、内部構造を見てみると、これらの神経は、そんなにはっきり分かれているわけではありません。クリトリスは亀頭部分からラビアの深部に潜り込んで、「陰唇脚」と「前庭球」という重要な組織に続いています。「陰唇脚」というのは、クリトリスの亀頭部分から膣の両側を囲むように肛門へと伸びている馬蹄型の組織で、「前庭球」というのは、両陰唇の深部にある球根のような形をした組織です。「陰唇脚」「前庭球」とも海綿体組織で、性的興奮が高まると膨張します。これらの内部組織は外からは見えませんが、クリトリスの一部、というか、クリトリスそのもの。我々が普段クリトリスだと思っているものは氷山の一角なのです。

「外でイク」のも「中でイク」のも、原理は同じ

精神分析学者のフロイトは、「クリトリスのオルガズム(外イキ)」と「膣のオルガズム(中イキ)」を明確に分け、前者は少女期の特有のものとし、思春期以降は後者に移行するのが正常な女性の発達である、との説を述べ、当時の世に少なからぬインパクトを与えました。しかし、この見解とは対照的に、現在多くの研究者の間では、「クリトリスのオルガズム」と「膣のオルガズム」は、同じ経過を辿ると報告されています。膣そのものはオルガズムを引き起こす機構は持っていないとも言われています。要するに、中でイク女性も外でイク女性も、その刺激の源はクリトリスであるということです。

実際、挿入行為だけでオルガズムに達することができない女性は多数派です。挿入のみでオルガズムに達する女性は、クリトリスの内部組織と神経がより広範囲に広がっていると考えられます。

快楽のための器官

ということで、クリトリスの範囲は多くの人が思っているよりずっと広く、また、内部で膣と一体化した組織であるということが明らかになりました。その構造を意識した上で、攻撃と迎撃に臨むのがベターでしょう。

クリトリスは女性の身体でもっとも性感が高い部分です。男性の陰茎のように排泄の機能を備えておらず、進化論における意義も不明です。純粋に快楽のためだけに存在するといっても過言ではない、この神秘的な器官への理解を深め、健康的なオルガズムを堪能したいものです。

文:北ウメ子

参考:
女性生殖器の解剖 – 日本産科婦人科学会
Anatomy of the clitoris.
陰核脚 : 整体のセックス・プレゼン
Rauber-Kopsch解剖学
Photo:Candie_N (Welcome Spring)


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北ウメ子

都内在住のアラサー大学院生。SEXに関する誤解や迷信、タブー視をなくすべく、研究と実践に勤しんでいます。マイブームはソフトSM。

         

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