早いよりツライ? ED、遅漏に悩む現代の若者たち

男

ED……。すなわち、勃起障害。この症状に悩むのは中高年者だけではない。近年、20〜30代でも、ED治療でクリニックの門を叩く人が増えているという。若年性ED・遅濡の多くは心因性だ。朝起ち、オナニーは問題ないのに、いざパートナーと対峙すると、うまく起たない、中折れする、中でイケない……、そんな症状に彼らは苦しんでいる。それを表すかのように、現在、世界中で日本の性生活の頻度は最低レベル。20〜30代で恋人のいない割合は7割。なかには「セックスしたいと思わない」という意見も珍しくない。

一体なぜ、このような不思議な社会現象が起きているのだろう?

器質性と心因性

ED・遅濡には、器質性と心因性がある。器質性とは、体の病気や外傷などを原因とするもので、糖尿病や高血圧で血管や神経が障害を受けて引き起こされる。一方、心因性とは、なんらかの心理的要因で満足な勃起が得られない状態を言う。仕事のストレス、パートナーとの感情トラブル、緊張や収入の減少などきっかけはさまざまだ。幼少期の性的トラウマも引き金になることがあり、こういった深層心理の問題は解決が困難であるという。

男は早漏で悩み、女は遅濡で悩む

多くの男性は遅濡のほうが断然いいと考えているようだ。しかし、女性を悩ませるのはむしろ、なかなかイカない男性だ。長時間の性行為は女性に痛みを与えるだけでなく、女性に不安を与える。パートナーがなかなか満足しないことによって、女性は自分に自信を失い、罪悪感を感じるようになるからだ。EDの人に多い繊細な男性は、こうした女性の不安感状を敏感に察知しやすく、さらなるプレッシャーを抱えてEDのスパイラルに陥る場合もある。

恋愛観の変化がEDに関係?

歴史を見てみると、戦前までは7割が見合い結婚であり、売春宿という手段も手軽であった。明治・大正時代には「自由恋愛」への意識が高まり、戦後は西洋文化からの影響も強く、いまや9割は恋愛結婚である。いまや我々は、自力でパートナーを見つけなくてはならなくなり、男性のなかには、風俗や出会い系に頼るのは「負け」と考える人も多い。自力で女を手に入れることが社会的適正の証明ととらえられているようだ。

自由恋愛、すなわち婚前交渉はもはや現代人としての義務とも言える。しかし、そうした社会的プレッシャーは、むしろ男女の本能的な快楽の追求を阻むものである。

実は根っこが同じ? 自分本位の男と起たない男

日本人はマニュアル主義で、「お手本通りにできない自分はダメなんだ」と考える傾向が強い。心因性EDの男性は、こういった性格が強いであろうことは想像できる。その一方で「ネットやAVで仕入れた方法通りにやれば問題ないハズ」と、パートナーの生の意見を無視したワンパターン、あるいは過激なSEXをする男性もいる。彼らもまた、マニュアル主義をベッドに持ち込んでいるのだ。

日本人の気質と性生活

日本の貧しい性生活。その問題の多くは、「嫌われないように」「恥をかかないように」、あるいは「教本通りにやらなければ」といった不安感情に関係しているようだ。とはいえ、これは別名「気遣い」とも言われ、日本人の美徳とされている。そんな我々の根本的な気質から発生する、若年性ED・遅濡などの諸々のSEX問題。簡単に解決できるものではなさそうだ。

文/北ウメ子

参考:Sexual dysfunction in the United States
男性の気になる疾患 – ED-info.net | ファイザー
お見合いの歴史を紐解く – 古き良きお見合い
Photo:JD Hancock


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北ウメ子

都内在住のアラサー大学院生。SEXに関する誤解や迷信、タブー視をなくすべく、研究と実践に勤しんでいます。マイブームはソフトSM。

         

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